皆さん、こんにちは。アイエスティです。
11月となり、冬ももうすぐだなと感じるこの頃。
寒くなってくると、
人肌恋しくなるということもあるのではないでしょうか?
でも、望まない妊娠をしてしまい
問題になることもありますよね。
良好なセックスライフを楽しむために
コンドームやピルを活用されている方も多いかと思います。
そこで今回は、「ピル」についてご紹介したいと思います。
ピル(pill)とは
「錠剤、丸薬」のこと。
ですが、
現在は、「経口避妊薬」を指すことが多いですよね。
つまり、普通に使用されている薬ということなのでしょうね。
日本では海外ほど普及していないので
ピルは妊娠を防ぐ薬、としか考えられていないかもしれませんが
これ以外にも多くの効果があるんです。
ピルには、避妊効果の他に
・生理前症候群(PMS)の軽減
・生理不順の改善
・ニキビや多毛、肌荒れの改善
など、女性にとって嬉しい作用が多々あるのです。
では、なぜピルで妊娠を防ぐことができるのでしょうか?
妊娠を防ぐ働き
ピルは、
女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の
2種類を配合した薬剤です。
卵胞ホルモン
このホルモンが分泌されると卵胞期が始まります。
黄体ホルモン
このホルモンが分泌されると黄体期が始まります。
このようにそれぞれのホルモンは1ヶ月に、
卵巣から定期的に分泌されて、月経周期を構成しています。
生理期間 |
卵胞期 |
排卵期 | 黄体期 |
約3-7日間 | 約7日間 | 約5日間 |
約2週間 |
上記のようなサイクルが、月経周期の流れとなります。
排卵期から黄体期
この時に、卵子が子宮内に排出されている状態となり、
精子と結合することで妊娠します。
妊娠は、精子と卵子が結合して受精卵となることですが、
精子が子宮内に入っても、卵子が無ければ、妊娠しません。
ピルは、この卵子が無い状態を作り出す薬なのです。
「卵子が無い状態」とは、
人為的に排卵をストップさせ
卵子がそこに無い状態にさせることで、避妊効果を発揮します。
疑似的な妊娠状態
米国のある医師が40年ほど前
「妊婦は妊娠しない」ことに着目しました。
妊娠しているのに、また妊娠しては大変ですよね。
つまり、女性のカラダは、妊娠中、排卵がストップするようになっているのです。
ピルは、この仕組みに倣って、
女性のカラダを疑似的な妊娠状態に導き、排卵を止めます。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの女性ホルモン2種類が外部から入ると、
女性の脳は卵巣が働いていると錯覚し、卵巣を休ませてしまいます。
卵巣が働かなくなると、卵子が成長せず、排卵も生じません。
排卵がない、つまり卵子が無い状態なので、受精が成立しないということです。
ピルによって疑似的な妊娠状態になるため、
「つわり」のような症状が出ることもあるようですよ。
副作用は?
以前は配合量が多かったため、倦怠感や頭痛、吐き気などがあったようです。
現在は、「低用量ピル」で、配合のホルモン量は低めになっているため
副作用の発生はかなり少なくなっています。
とはいっても、
使用するには医師に相談することが大切です。
興味のある方は、一度医師に相談してみてくださいね。
知識をしっかりつけて
ピルを活用するようにしましょう。
アイエスティでは、
ピルの他にナイトライフ商品もたくさん取り揃えていますので
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
それでは
アイエスティでした。