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■発送元休業のお知らせ■
2019年8月10日(土)~8月18日(日)の期間、日本発送元が休業となります。
上記期間中の日本発送商品のご注文につきましては、
8月19日(月)より順次発送手配となります。
こんにちは、アイエスティです。
今回は、モーニングアフターピル(緊急避妊薬)について、ピックアップいたします。
出会いの場が多く、つい羽目を外しがちな今の時期は、
望まぬ妊娠に苦しむ女性の数が増加しやすい傾向にあります。
妊娠は、一人の問題ではありません。
通常であれば喜ばしいことですが、状況によっては不幸を招く場合もあります。
男女を問わず、パートナーと共にしっかりと知識を身に着けておきましょう。
少子化が話題になる反面、国内の人工妊娠中絶件数は
平成29年度には16万4621件にものぼります。
同年の出生数は95万人なのを考えると、けして少なくないのが現実です。
また、望まない妊娠、出産はその後の児童虐待にも繋がるケースも多いようです。
こういった悲しい現状を改善するためにも、
妊娠・避妊について正しい知識を身につけていきましょう。
モーニングアフターピルとは?
緊急避妊ピル、事後ピル、アフターピルなどの名称でも呼ばれている緊急避妊薬です。
性行為の際に、避妊をしなかったり、避妊具不使用または破けてしまい
避妊に失敗してしまった際に、緊急で妊娠を避けるために活用される薬です。
性交渉の後で女性が服用することで、妊娠を高い確率で避けることができます。
日本では、「レボノルゲストレル」を成分とした合成黄体ホルモン剤が
緊急避妊薬として流通しています。
先発品ノルレボをはじめ、2019年3月からは、ジェネリック医薬品も出ています。
海外にはレボノルゲストレル以外の成分のものもありますが、
以下ではレボノルゲストレルについてのみQ&A形式で解説します。
モーニングアフターピルQ&A
Q1 いつまでに何をどれだけ飲むの?
A1 性交後72時間(丸3日)以内にレボノルゲストレルを1.5mg、1回飲みます。
72時間を過ぎてから服用した場合、避妊成功率が低下してしまいます。
Q2 時間内に服用すれば100%避妊できるの?
A1 性交後72時間以内に正しく服用出来た場合の避妊成功率は84~81%です。
海外の試験では、正しく服用した場合の妊娠率は1.34%です。
高確率で妊娠を防げるものの100%ではありません。
また72時間を過ぎてから服用した場合は、
避妊成功率が63%に減弱する傾向が報告されています。
Q3 副作用は?
A3 一時的に頭痛や気持ちが悪くなることがあります。
服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合は、
時に追加で服用する必要もあるため、医師に相談することをおすすめします。
Q4 どこで手に入るの?
A4 産婦人科、婦人科、内科、救急病院など、取り扱いのある医療機関であれば
処方を受けられます。ただし72時間以内に服用することが非常に大切です。
夜間や休日は開いていない医療機関もあるため、
いざという時に不安やパニックに陥らないためにも、
避妊は事前にしっかりと対応できるようにすることが大切です。
Q5 いくらで買えるの?
A5 医療機関で処方してもらう場合は先発品か後発品か、別途かかる診察料などで
自己負担額が異なりますが、目安としては7,000円~15,000円程です。
万が一重大な副作用が出た場合に、副作用被害救済制度が適用されます。
一方、個人輸入で購入する場合はおよそ1,000円~購入可能です。
また個人輸入は副作用救済制度の対象外です。
Q6 低用量ピルとモーニングアフターピルはどっちが避妊効果が高いの?
A6 低用量ピルです。低用量ピルを忘れることなく定期服用した場合の避妊率は
約99.7%と言われており、モーニングアフターピルに比べてより確実な避妊法です。
Q7 モーニングアフターピルは性感染症も防げるの?
A7 防げません。低用量ピルもモーニングアフターピルも、
性感染症を防ぐ効果はありません。
性感染症を予防するためにはコンドームを正しく使用したり、
定期的に検査を受けたりする必要があります。
先進の中でも性教育が遅れているといわれる現代の日本。
なんとなく目を背けてしまう話題ではありますが、
生命に関わる大切なことだからこそ、正しい知識を備えておきたいですね。
アイエスティ でも、モーニングアフターピルをはじめ、様々な種類の避妊薬を取り扱っています。もしもの時は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
↓低用量ピル比較一覧表はコチラ↓